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ゴーレムマスターと人形少女

 「魔」属性の友人招待カードの一つに、[人形少女]オートマタ・オーキスというカードがあります。このカードはバックストーリーがかなり練られており、複数のカードが彼女に深く関わっています。

 以下、オーキスのフレーバーテキストを繋げてみました。



・ゴーレム作成の天才「ゴーレムマスター」によって「オーキス」が生み出される。

「お前の名はオーキス。彼女の…好きだった花だ」
――最初の記憶は名を貰った時の声。私はそこで目覚めた。

「魂なき人形、オーキスよ、お前に仮初の意識を与えた」
――マスターはそう告げた。私はその意味を理解しようとしていた。

「人形はいい。ゴーレムと違って仮初の命まで与えることがない」
――マスターは独りごちた。何だか、悲しい顔をしていた。

「私がいかに天才であっても、心まで創造できるのか」
――マスターはこれを挑戦だ、と告げた。己と、禁術への挑戦と。

「まだ若かりし頃の彼女に似せて創ったのだ」
――マスターは、少し憧憬するような、悲しむような、微笑を浮かべた。

「オーキス、お前が持つ意識が心かは分からないが、お前はお前だ」
――マスターは私の髪を撫で、父のように微笑んだ。



・「ゴーレムマスター」は、自身が作ったゴーレムが、兵器として利用された事実を知る。

「くそっ!王め、私のゴーレムをただの兵器としやがって!」
――その日、マスターは怒り狂っていた。私はただ見ていた。

「私は、私が創り出したモノが、人を不幸にすると思わなかったのだ」
――マスターは悲嘆にくれ、懺悔するように呟いた。

「私は、私がした事の決着をつけねばならぬ」
――マスターは私にそう告げた。以来、研究に没頭するようになった。

「願わくば、お前に悲しい思いをさせたくないのだが」
――研究が落ち着いたある日、マスターは私の頬を撫でて言った。



・「ゴーレムマスター」は、自身の研究に決着を付けるため、旅に出る。
 (ここで公式イベント「逆襲の人形遣い」が入る)

「オーキス、私は行かなければならない、それが宿命なのだ」
――研究を終えたマスターは旅支度を整え、私にそう告げた。

「私が帰る事は、もう無いだろう。オーキス、すまない」
――マスターはそう告げると、自らの死地へと赴いて行った。



・「ゴーレムマスター」の去った家、「オーキス」に感情が生まれる。

マスターは、一つの指輪を私の手に遺して行った。
それは、彼女に渡そうとずっと持っていたものだ、と教えてくれた。

渡せなかった指輪を私に託し、マスターはもう帰らない。
私は、言い知れぬ思いに襲われ、涙が頬を濡らしていた。

やがて、永遠のような、刹那のような時が過ぎ、私は一つの真実を感じた。
私とマスターを繋ぐ糸が切れたのだ、と。

私の頬から涙が流れ続けていた。理由は分からない。
ただ、心の中からマスターがいなくなったことを強く感じていた。

やがて私の中に一つの願いが産まれた。
マスターが愛し、憎しんだ人々を、世界をこの目で見てみたいという願いが…。



・旅に出る事を決意する「オーキス」。

自動人形にマスターは心をくれた。だから私は知りたい。
マスター無き今、この世界で私が生きる意味を。「さぁ、行くよ」



 これが一連のオーキスの話です。
 彼女を作り出した[狂像師]ゴーレムマスターと、彼の暴走を止めるためにホムンクルスを生み出した[奇蹟師]マスターアルケミストは友人であり、「まだ若かりし頃の彼女に似せて創ったのだ」の彼女とはマスターアルケミストの事で、オーキスのモデルは昔の彼女という事になります。渡せなかった指輪などの話から、片思いだったのでしょうか、その辺りは不明瞭になっています。

 招待カードは長いストーリーが作られているものが多いですが、その中でもオーキスの話は公式でもかなり力を入れており、彼女のために小説が書かれているほどです。
 後に、旅に出たオーキスが、旅の理由を理解し始めた段階の[魂知]ウォーフェロー・オーキス というカードもあり、オーキスの成長物語も一つの終焉を迎えています。

 カードによっては様々なストーリーがあったり、絵を見て楽しんだり、フレーバーテキストで話を楽しんだりといった、そんな楽しみ方もあったりします。

 ちなみに、オーキスの使うスキルは全て「○○・ハート」となっており、最初は「ホワイト・ハート」、順番に「サイレント・ハート」、「イノセント・ハート」、「ガールズハート」、フォーフェロー・オーキスは最終的に「カラフル・ハート」になり、彼女の感情が豊かになっていくような、そんな流れが感じられて好きです。

 第一線を張れる強さのカードかというと微妙なラインなので、またイベントにでも登場しないかなあ。
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  1. 2013年06月04日 07:42 |
  2. 神撃のバハムート
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